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2002.10.21 、月曜日、試験翌日
 今朝は雨である。病室からみる風景は、雨で煙っている。窓からは小牧山、犬山方面が眺望できる。この部屋は10階の北向きにある。4人部屋で、老人達との同居である。この部屋にいると人間としてどう生きるべきかを大いに勉強させてもらえる。私なんぞからみれば、70歳を超えているのなら、そんなに生に執着しなくても良いのではと思うのだが。実に忠実に治療に専念している。血圧や心拍数を目盛ったり。生活習慣の勉強をしたり。いまさらなにが生活習慣だと思うのだが。(実に冷ややかな私である。) 私なんか(現在53歳)とてもそこまでは生きられそうにない。羨ましい限りである。少し、やっかみ(ねたみ)があるのかもしれない。老人達の生への執着は半端なものではない。それにしてもこの部屋の老人たちは我儘である。こんなにも長いこと生た結果が、こんな程度なのかと、呆れ返ってしまう。実に情けない。自分がこれからどのように生きていくべきか、彼らは私に、見本(勿論、悪い)を示してくれているようだ。私自身も、かなりの修練を積まないと同じような老人になってしまうだろう。こういった気持ちを決して忘れないように心に刻んだ。
 蛇足だが、同室の3人とは、かれこれ1ヶ月になるのだが、一言も会話を交わしていないのは言うまでもない。

 試験が終ってしまった。こんなことを書けるほどまでに回復したのだから、それを喜ばなくてはならないのだが、なかなかそんな風には割り切れない。試験の難易度等をなんとか知りたいのだが、私が病室に持ち込んだPCはインターネットには結べない。病院だから。退院してからの楽しみにしておこう。

 先生の診察も検査もなんも無し。こんな日が何処まで続くのだろう。自分の病状が分からなくなった。おまけに薬のせいで肝機能も悪くなった。今は、「.com Master」試験の合宿勉強と思うようにしている。無理やりだが。一度先生に退院、いや、外泊でもいいのだが、相談してみよう。
 弟がリリーを連れてきてくれた。随分、やつれた感じがしていた。湿疹は相変わらずひどいようだ。私をみてかなり喜んでくれたが、少し期待はずれだった。彼女の湿疹が速く治ってくれれば良いが。彼女との散歩を楽しみにしている。
 菊花賞は、めちゃ荒れだった。両馬とも購入検討した中に入っていただけに残念だ。来週は天皇賞だ。(患者にあるまじき行動である。)