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9月17日(火)、K病院転院、ステント手術
 背中の痛みが取れない。7時30分ごろO主治医が部屋に来てくれた。緊急な状況を知らないようであった。それでも、心電図をみるなり「心筋梗塞の再発です」と言った。循環器の担当医も駆けつけ、30分ぐらい後には、救急車に乗せられ、CCUのあるK病院へ転院となった。この2日間の入院はなんだったのかと腹立たしかった。病院の選択を誤ったという大きな後悔が残った。
 身を任すしかなかった。私はひとまず心臓センターのCCUに入った。そこで、心電図、エコーを取り、緊急の手術になった。心カテによるステント形成術である。1時間ぐらいで終わった。15年前に比べて心カテが随分と楽になっていた。再びCCUに戻ると、病院の院長、循環器部長たちが部屋を訪れ声をかけてくれた。職場の上司が連絡を入れてくれたようだ。外科部長が訪れて「このケースは手術だね」と漏らした。「手術となると、ステントが入っているからMRIは出来ないので、脳血管撮影が必要になるね」と言った一言が、大きな精神的負担になった。それでも手術しか選択肢がないのであれば、任せるしかないという気持ちになっていた。一体どうなるんだろう。しかし、妙に落ち着いているのも確かであった。この15年間(初発から)、ずっと私はこの日が来たときの精神的トレーニング(心構え)をしていた。来るべきものが来たという思いである。
 夕方、T医師が来た。手術は上手くいったようであった。それでも前壁の心筋がやられていた。