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(平成15年7月02日、水曜日、退院?)
 早朝5時、熱いコーヒーを飲む。もちろんベットの上である。ここ数日、1階にある自販機でコーヒーを買うのが習慣になっている。元気になった証拠なんだろう。昨日は、全国で、海開き、山開きが一斉に行われ、いよいよ本格的な夏の到来である。昨日の豪雨とはうって変わった晴天の朝である。梅雨の一休みといったところだ。

 やっと退院が出来そうである。一昨日に内科から退院許可をもらい、昨日は外科から退院許可をもらった。外科のT医師も看護師も了解し、7月5日(土)に退院が決まった。と私は思っていた。だが、退院日を決めてから内科のT主治医が病室にやってきた。「明日(7月2日)、運動負荷試験をやります。それで不整脈がでなければ退院にしましょう。」と言った。運動負荷試験は、退院し、自宅静養である程度運動してからやる話になっていたので、この言葉は意外であった。T医師としてはどうしても不正脈が気になるのだろう。患者としては感謝しなくてはならないのだろうが、退院日を決めてからのことだったので、面白くはなかった。もし、不正脈がでれば退院は延期されることになる。ここまで来て慌てることは無いと、自分自身に言い聞かせるのだが、それもいよいよ限界である。気分が少し重くなった。まったくわがままな患者である。

 今、運動負荷試験から帰ってきた。結果はというと...なんとかパスした。殆どベットで過ごしてきたので、脈拍数が150回/分で膝がガクガクになり息が上がってしまった。目標が脈拍150回だったので検査は無事終了した。T医師はもう少しやりたかったようだが。私にももう少しばかりの体力は残っていたが無理や止めた。幸い不整脈は無かった。普通に歩く程度なら問題は無いという事であった。これ以上ハードは検査は、退院後となった。

 検査後退院の日が決まった。今週末の7月5日(土)で、術後38日目、入院44日目である。痛みとの戦いであった。退院が決まった今でも胸のツッパリ感は大きな違和感として残っている。時間をかけてゆっくり慣れるしかないのだろう。今日は千客万来の日であった。時間を持て余していたので助かった。

  やっとこの見慣れた風景ともおさらばできる。今はそのことしか頭にない。