TOPページこのサイトのTOPページ


(平成15年6月21日、土曜日、入院30日目)
 気持の良い朝である。 今日で丁度入院してから30日目である。外に散歩に出てみた。やはり”めまい”は治っていなかった。それでも久しぶりの外の空気は美味い。胸一杯に吸い込む。”生きてて良かったな”という思いが体中を駆け巡る。病院の前は名古屋城である。堀周りの木々は新緑に輝いている。久々の快晴である。15分ぐらい歩きベットに帰る。

 術後3週間から5週間が退院の目安だそうだ。私としては次の土曜日(28日)ぐらいをと思っていたが、ここに来ていろんなことが起こり、それも混沌としてきた。一つは右太ももの傷跡が化膿しガーゼ交換が未だに続いているということ。お陰でシャワーを浴びる事さえできない。二つ目は不正脈の薬を飲むか飲まないかが決まっていないこと。T主治医(内科)がなかなか処方を決めかねている。不整脈は殆どでないのだが、たまにでることがあるので困っているようだ。「私飲みますよ」と言ってみた。「副作用が強いからね。奥さんは今度いつみえますか?」と答えが返って来た。副作用のことは分かるが、何故、女房がそこに出てくるんだと頭を捻る。恐らく副作用が強烈なので、女房ともども十分なインフォームドコンセントをしたいのだろう。処方を決めかねた末、昨晩から再び無線心電計を付けられ、そのモニター監視下に置かれてしまった。もう一度不正脈の発生度を確認し、薬を処方しようというのである。かぶれた胸部に再び電極テープが貼られた。薬の効果は1週間ぐらいすると出るそうで、服用してから間違いなく1週間以上は入院を余儀なくされる。ということは今月中の退院は難しい事になる。

 最近、面会に来てくれる人が多くなった。わざわざ足を運んでもらい感謝、感謝である。退屈な入院生活に潤いの時間を与えてくれる。見舞ってくれる人の気持を決して忘れないようにしなくてはならない。これからの長い人生、どこかで恩返しがしたいものだ。