(平成15年5月24日、土曜日、入院の翌日)
環境が変わったせいだろう。昨夜はうつうつするもののなかなか寝付けなかった。テレビも8時には切り、中日×広島戦を東海ラジオで聞く。期待してスイッチを入れたのだが得点は6×1といつもどおり中日の劣勢であった。今日負けると広島には8連敗することになる。あまりのふがいなさに怒りをおぼえてラジオを切る。気が付くと翌日の1時であった。4時間ぐらいは寝たのかもしれない。NHKラジオをつけるとラジオ深夜便をやっていた。寝よう寝ようと思うのだがかえって目が覚めてしまう。結局、もらっていた眠剤を飲む事にした。気がつくと
早朝6時であった。それなりに効いたのだろう。目覚めはそこそこ快適であった。
(手術内容の概略)
昨日の話の続きなのだが。心臓を止めるために人工心肺装置を使うそうだ。心臓は常温では40分程度しかもたない(腐ってくる)ので、40分で4本のバイパスを立てるのはとても無理である。そこで、心臓への動脈を元でクリッピング(止め)し、血液のかわりに摂氏4度の液体を送り、さらに外から心臓全体を冷して心臓の拍動を止める。この状態で2時間は止める事ができ、この2時間がまさにバイパス手術に費やされる。最大の問題は心肺機能装置をはずし心臓に血液を送り込んだ時、元のような拍動を取り戻してくれるかどうかである。仮にそれができない場合に供えていくつかの対策が用意されている。
人工心肺をそのまま続ける方法、風船を利用し冠状動脈への血流を増やす方法などがある。心機能が落ちているのでそこが心配だ。T医師の「全精力で手術させてもらいます」という言葉が、気弱な私を勇気付けてくれた。
今日は、土曜日なので検査も診察もないようだ。この病院では診療オーダーリングシステム(IBM)を今日入れ替えるらしい。ナースセンターには沢山の先生とナースが詰めている。
午後にI氏が面会に来てくれた。うれしい限りである。上述に書いた手術内容を説明したがチョッと疲れた。