(平成15年5月08日、木曜日、待つのが辛い)
GWもあっという間に終わってしまった。入院を待つ身としては特になにもすることなく無駄に時間を過ごしてしまった。殆ど運動もしなかったので体重の増加が気になるところである。人は弱いもので、ストレスの捌け口をなにかに求めてしまう。今の私の捌け口は食べることしかない。やけ食いだ。
病院からの入院連絡がなかなかこない。職場には了承を得てあるので、一刻も早く入院し手術して欲しいのだが、なかなか思惑どおりにはことは運ばない。私の体調は最低である。耳鳴りがし、めまいがし、歯が痛く、体の湿疹がかゆい。更にここに心臓への不安が重なっている。よくまぁ出勤できるものだと我ながら感心している。だが、あまり長いこと待機していると左の冠状動脈の狭窄が気になってくる。心臓へのダメージが重なることへの不安が大きくなってくる。折角、手術を受ける決心をしたのだから、一刻も早く済ませたいというのが本心である。ここ数日、職場のデスクにある電話が鳴るたびに”いよいよかなぁ”と思っている私である。今日は連絡があるだろうか。病室の看護師長から連絡が入ることになっている。
手術は全身麻酔で行われる。恐らく10時間ぐらいにも及ぶ手術になるだろう。意識が戻るのはいつ頃になるのだろう。意識が戻らないことも覚悟せねばならない。恐怖心が私を攻め続ける。考えても無駄なのだからと思い切るのだが、なかなかそうもいかない。遺書みたいなものを残すべきだと思うようになってきた。封筒に入れ封印をして女房殿に渡そうと思う。自分が死んだら開いてくれてと付け加えて。まるでTVドラマのようだが、気持ちを整理するためにも、家族のためにも、どうしてもしておかなければならないことなのかもしれない。私がいなくなると女房殿が心配である.......そんな弱気なことは考えまい。元気を取り戻した自分をイメージするのみである。
ストレスの発散にパソコンの勉強を
少し始めた。Word、Excel、Access、ホームページビルダー等々、比較的軽いものを対象にしている。やりだすと集中するので時間があっという間に過ぎる。これはこれで十分にストレス発散になっているようだ。今度の入院でもパソコンを持ち込まねばならない。退屈な時間を埋める手段なのだ。パソコンは前述のように私にとってはストレスではない。折角、与えられた貴重な時間(入院)なのだから、まとまった勉強をしたい。命をかけた手術を受ける者としては不謹慎かもしれないが前向きな姿勢としては評価できる(もちろん私の中での話し)のでは。