(平成15年4月28日、月曜日、受診)
今年のGWは休みが飛び飛びで大型の連休にはならなかった。それでも沢山の人が行楽地に足を運んでいる。テレビはそのことを幾度となく放送している。何処へもいけない私にとっては羨ましい限りである。ねたみすら感じる。
今日は有休をもらった。いかにも4連休で、ゆっくり休養しているようだが、どっこい今日は病院へ行かなければならない。耳鼻科と歯科へ掛からなければならないのだ。突発性難聴は相変わらず好転せず、めまいは依然として続いている。体の方で慣れるしかないのだが、私の三半規管は直そうとする努力を怠っているようだ。それでも気分的に慣れたのか、その辺を歩いたり、パチンコに出掛けたり、映画を観たりすることはできるようになった。そんなできて当たり前のことを敢えて書かなければならないのが悔しい。歯科受診は、手術のための準備である。術前に虫歯の手当てをするのだ。今日は、虫歯を抜いてもらうのだ。多少の痛みが伴うのだろうが我慢するしかない。そんな訳で今日は病院通いで一日が過ぎるのだ。
時間の余裕があったので病院まで歩いていくことにした。小一時間の距離である。季節はまさに新緑の候を迎えている。全てのものが明るくキラキラと光っている。私の気持ちとは全く裏腹に。名城公園に着くと学生が写生をしていた。何人かの絵を見ながらぶらぶら歩く。いろんな種類の藤がこの時とばかりに咲き誇っている。藤棚をくぐると大きなアブが沢山飛んでいる。刺されたら死ぬかもしれない。およそ場違いな事を考えながら急ぎ足でくぐり抜ける。沢山の元気な老人達がカメラのシャッターを盛んに切っている。あの歳まで生きれるのだろうか、ふと、そんなことが頭を過ぎる。
病院には11時に着いた。だが、診察が終わったのは13時20分で所要時間2時間20分。13時30分からは歯科の受診である。予想通り抜歯はかなりきつめであった。麻酔の注射をうちペンチで抜き取るといった具合だ。心臓の薬のせいもあり止血がままならない。診察台で1時間ぐらいをガーゼを噛んでいた。開放されたのは2時30分を回っていた。麻酔で口内が痺れていた。麻酔が切れると痛みがでるとのこと........ これぐらいのことに負けてたまるか。そんな思いで病院の玄関を出た。