(平成15年4月23日、水曜日、試験が終わった)
病院からの連絡を待っている日々である。入院日が決まったら連絡をくれる手筈になっている。恐らく、5月の第3週辺りになるようだ。まな板の鯉なのだが、それにしても落ち着かない日々が続いている。もちろん、今の私にとっては、手術を無事に終えるということが、最も大切なのだが、生活に充実感が全くないのは言うまでもない。手術を受ける前に好きなことをすればと心の悪魔がどこかでささやく。そのささやきに負けてしまいそうな時がある。美食、大食、ギャンブル、旅行、飲酒、無駄遣い......だが、家族に与えている苦労を考えると、そうもできないと、ギリギリに踏ん張っている。手術は単に通過点で人生の目標ではないのだが、私への影響力は半端じゃない。だから、よけいに迷ってしまう。格好良くする必要はないんだ、もっとジタバタしてもいいんだと、自分自身に言い聞かせるのだが、妙にかたくなになっている自分がいる。私は、生きる目標を見失っている。生きる目標がなければ生きていけない弱い人間なのだ。その目標を取り戻すためにも元気にならなければ、そのためには大変な手術を受けなければならない、手術を考えると気分が落ち込む、再び気持ちを立て直す、元気にならなければ.....無限ループに落ちいってしまう。
先
の日曜日は情報処理の国家試験(経済産業省)があった。私が現在目指している頂点の資格は、ソフトウエア開発技術者試験の合格である。自己評価でも確かに敷居が高い資格である。アルゴリズム、SQLなどの弱点を多く抱えている。そこに、約1年間のブランク(闘病で勉強ができない)が加わっている。ゴールは更に遠のいた。いや、見えなくなってしまった。
オフ会のメンバーは受験をどうしたのだろう。今年に入ってから連絡を取り合うことがなくなった。みんなそれぞれに忙しいのだろう。私が元気なら、積極的に連絡をとり、懇親の場も作れるのだろうが、今はそれだけの気持ちのゆとりがない。私にとっては大切にしたい人たちである。同じ体験を共有できる数少ない人たちである。元気になったら、その輪を大きくし、もっと多くの人たちと知り合いたいと考えている。逢いたいな皆に......