<平成12年度(春)>
11年春に合格したものの、2000年春の問題を解いてみた。傾向はどんどん難しくなっている。午前中の問題でも設問が長くなりましたね。結構問題を読んでいるだけで時間が過ぎてしまう感じですね。12問不正解。まぁ良しとしようか。基本問題を押さえるのがポイントだなぁ。
午後問題も設問の読解に時間がかかりますよね。より実戦的になり、仕事の経験がない人にはチョット辛いかもしれませんね。
今回の合格率が31.1%。受験する人、結構頑張ってるんだ。決して簡単だという印象はないですから。 幅広い知識を身につけていないと太刀打ち出来ませんね。
今回も、私の出来なかった問題、面白そうな問題だけを我がままに掲載しました。
問
10 毎年1,000,000個の製品を生産している工場がある。不良率は5%であり,不良品1個当たりの損失額は10円である。不良率を低減させ,製品1個当たりのコストを削減させるために,表に示す機器A,Bの導入を検討している。生産量,不良品1個当たりの損失額は変わらないものとするとき,機器の導入に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,機器の償却期間はそれぞれ5年とする。
導入後の期待不良率
導入金額
機器
A3.5
%80
万円機器
B1.5
%160
万円ア
機器Aはコスト削減が期待できるが,機器Bではコスト増加になると考えられる。イ
機器Bはコスト削減が期待できるが,機器Aではコスト増加になると考えられる。ウ
どちらの機器を導入しても,コスト削減が期待できる。エ
どちらの機器を導入しても,コスト増加になると考えられる。答イ (5年償却期間をもらしてしまった。イージーミス)
問
11 表計算ソフトを用い,前年度の各支店における売上高と営業要員数から営業要員ごとの平均売上高を求め,さらに全支店の合計値と全営業要員の平均売上高を求めて,上司に報告した。すると,上司から,“セルD7の計算結果11303が,セルD2〜D6までの平均値11721と異なるのはなぜか”と質問された。上司に対する回答のうち,適切なものはどれか。
〔手順〕
(1)
セルB7に計算式“合計(B2〜B6)”,セルC7に計算式“合計(C2〜C6)”を入力した。(2)
セルD2に計算式“B2/C2”を入力した。(3) セルD2の計算式を,セルD3〜D7に複写した。
ア
計算式を複写する手順に誤りがあり,誤った計算式が生成されていたので,値が食い違ってしまった。イ
セルD2〜D6の値は計算式で求めた値を四捨五入したものであり,その誤差を含んだ値を用いて計算することによって誤差が更に拡大したので,値が食い違ってしまった。ウ
セルD2〜D6までの平均値11721は各支店の営業要員ごとの平均売上高の平均値であり,セルD7で求めているのは全営業要員の平均売上高なので,値が異なっている。エ
当社で使用している表計算ソフトは,10進数を2進数に変換してから計算しているので,誤差が生じている。答ウ(実際に四捨五入されているので、イと答えてしまった)
問
19 作成したWWWページヘのアクセス件数を調べる目的でアクセスカウンタを作成した。図に示すとおり,二人の閲覧者が同時にアクセスしたところ,サーバ内の処理は(1)〜(4)の順序で実行された。二人がアクセスする前のアクセスカウンタの値が100であったとすると,処理(4)が終了した時点のアクセスカウンタの値は幾つになるか。100 イ 101 ウ 102 エ 104
ア答イ(本当に同時にアクセスすることがあるのだろうか)
問
33 パソコンのカタログに,MPUの1次キャッシュ(以下,1次と略す)及び2次キャッシュ(以下,2次と略す)という記述があった。1次及び2次に関する説明のうち,適切なものはどれか。
ア
1次と2次は,主記憶の素子のアクセス速度による分類であり,高速な素子を1次,低速な素子を2次という。イ
1次と2次は,ともにパソコンを高速化するためのメモリであり,MPUがアクセスする順番によって名称が使い分けられている。ウ
1次はハードディスクとMPU間のデータ転送速度を高速化するためのメモリであり,2次はビデオボードの描画を高速化するためのメモリである。エ
1次はパソコンを高速化するためのメモリであり,2次は主記憶の容量を見かけ上増やすためのメモリである。答イ
問
34 データバス幅が64ビットのMPUを使うマザーボードに,DIMM0,DIMM1,SIMM0,SIMM1と書かれたメモリスロットがあり,DIMM0のスロットに64Mバイトのメモリボードが既に挿入されている。さらに64Mバイトのメモリを増設し,合計128Mバイトにしたい。このときの増設方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。ここで,DIMMは168ピン,SIMMは72ピンである。
ア
DIMM1スロットに32MバイトのDIMMメモリを,SIMM0スロットに32MバイトのSIMMメモリをそれぞれ増設する。イ
DIMM1スロットに64MバイトのDIMMメモリを増設する。ウ
SIMM0スロットに64MバイトのSIMMメモリを増設する。エ
SIMM0とSIMM1それぞれのスロットに64MバイトのSIMMメモリを増設する。答イ(
DIMMは1枚単位で増設するのに対し,SIMMは同容量のものを2枚1組で増設する。)
問
35 液晶プロジェクタを選択する基準の一つに光源の明るさがある。光源の明るさ(光束)を表す単位として,適切なものはどれか。
ア
ANSIルーメン イ dpiウ
SVGA エ ピクセル答ア(初めて知った単語。私のパソコン辞書には掲載されていない。)
問
38 SGMLの用途として,適切なものはどれか。
ア
動的に画面が変化するホームページを作成する場合イ
ホームページを画面で見たとおりに印刷する場合ウ
マニュアルなど文章のデータをデータベース化し,複数のユーザで利用する場合エ
ワープロソフトで作成された文書を,表計算ソフト用に変換する場合答ウ(
SGMLはStandard Generalized Markup Languageの略称で,データベース化に対応しているのが特徴である。はじめて知ったなぁ。こう言った出題は初めてである。)
問
46 表計算ソフトの関数を組み合わせて作成した,Aの絶対値の整数部分を求める計算式として,正しいものはどれか。
ア
IF(A<0,−整数部(A),整数部(A))イ
IF(A<0,−整数部(A)−1,整数部(A))ウ
整数部(IF(A<0,−A,A))エ
整数部(IF(A<0,−A,A)+0.5)
答ウ
問
47 “日数(y,m,d)”は,基準日からy年m月d日までの日数を算出する関数である。この関数を用いて.あるプロジェクトの作業日数を表計算ソフトで計算したい。開始年月日が2000年4月18日,終了年月日が2002年10月25日のときの作業日数を求める計算式として,正しいものはどれか。ア
日数(2002−2000,10−4,25−18)イ
日数(2002,10,25)−日数(2000,4,18)−1ウ
日数(2002,10,25)−日数(2000,4,18)エ
日数(2002,10,26)−日数(2000,4,18)答エ(1日多くしなければならない。ウ+1でも正解)
問
57 電子メールのプロトコルには様々な種類があるが,メールの内容の機密性を高めるために用いられるものはどれか。
ア
IMAP4 イ POP3 ウ SMTP エ S/MIME
答エ(
S/MIME=電子メールのセキュリティを守る伝送方式の1つ。インターネット環境は元々セキュリティ面が弱く、オンライン・ショッピングなど電子商取引が普及しにくい傾向にあるため、こうした技術の向上が急がれている。電子メールの標準仕様であるMIMEを拡張し、電子メール本体に対する暗号処理と電子メールに添付するデジタル署名を提供している。セキュリティの必要性が認識されてきている中、次世代電子メール標準規格として期待が高まっている。)
問
58 図のように接続されたシステムに,パソコンDを新規に接続した。その際に次のようなトラブルが発生した。その原因として考えられるものはどれか。
〔状況〕(1)
パソコンDが接続されていない状態では,パソコンA,B,Cからサーバのデータベースを検索することが可能であった。(2)
同様に,パソコンDが接続されていない状態では,パソコンA,B,Cで作成した文書を,サーバに接続されたプリンタに出力することが可能であった。(3)
パソコンDを接続したところ,パソコンAからサーバのデータベースを検索したり,サーバに接続されたプリンタに出力したりすると,うまくいかないことがあった。(4)
そこで,パソコンDを接続せずに再度(1),(2)の処理を行ったところ,正常に動作した。
ア
パソコンAとDのIPアドレスの重複イ
パソコンAのLANアダプタ(NIC)の不具合ウ
ハブ2とルータ1の間のケーブルやコネクタの接続不良エ
ルータ1の経路制御プロトコルの設定ミス
答ア
問
63 最新のワープロソフトで作成した,文字だけで記述された文書がある。その内容を社外の人たちに電子メールで送りたい。使用しているパソコンの機種やソフトが異なることを考慮したときの送信方法に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア 自分が使用する電子メールソフトが,最新のワープロソフトの文書を添付できるかどうかを調べて送る。
イ
送信相手が使用しているワープロソフトをあらかじめ調べておき,それぞれのワープロソフト用に変換した複数の文書を全部添付して送る。ウ
電子メールの本文に,ワープロソフトの名称,バージョンなどを明記し,作成した文書をそのまま添付して送る。エ
文書の内容を電子メールの本文中に複写し,文書を添付せずにメールの本文だけを送る。答エ(イでも正解のような気がするが。)
問
74 インターネットの利用に関する記述のうち,日本国内において著作権及び著作隣接権の侵害とならないものはどれか。
ア
あるサーチエンジンを使って特定の種類のサイトについてアドレスを検索し,検索結果として表示されたサイトの一覧表を自分のページにはり付けて公開した。イ
古典文学の朗読を収録してあるサイトがあったので,その音声データの複製を取り,自分のページにはり付けて公開した。ウ
地方自治体のサイトに,とても興味深い統計データが公表されていたので,情報源を明示して,そのデータを自分のページにはり付けて公開した。エ
著作権保護期間が切れた画像データをオリジナルとし,それを修正して見栄えのするようにしたものがあったので,その複製を取り自分のページにはり付けて公開した。
答ウ(著作権法第十三条(権利の目的とならない著作物))
問
76 A社の営業部では,新たに部門システムを構築するために開発プロジェクトを組織し,ソフトハウスのB社と派遣契約を結び,派遣社員にプログラム開発要員として参加してもらうことになった。派遣契約に関する記述のうち,適切なものはどれか。
ア
A社には,派遣社員が作成したプログラムの瑕疵(かし)を修正するようB社に要求する権利がある。イ
A社には,派遣社員の作業に関する指揮命令権がない。ウ
A社には,派遣社員の氏名及び作業日をB社に報告する義務がある。エ
著作権に関する契約上の取決めが特にない場合,派遣社員が作成したプログラムの著作権はA社に帰属しない。答ウ(アもエ正解のような気がするが。ご指導を頂ければ。)
問
78 数値データを表現する際に使用する各種グラフの使い方に関する説明のうち,適切なものはどれか。
ア
企業の財務評価などで,複数の特性間のバランスを把握するために,円グラフを使用する。イ
商品価格の最高値と最安値など,ある期間内に幅のある数値を時系列で表現するために,浮動棒グラフを使用する。ウ
全支社の商品ごとの売上高比較など,一つの項目に複数のデータを対応させるために,積上げ棒グラフを使用する。エ
年度ごとの売上高の内訳の推移など,構成要素の内訳を比率で比較するために,複合棒グラフを使用する。
答イ(ウでも正解ではないだろうか。最も適切なと言う言葉を入れたほうが良いのでは。)