走り梅雨の中休みか、昨日から太陽が顔をのぞかせる様になった。昨夜から明日は出掛けるぞと決めていた。ただし、場所はいつものように未定であった。目が覚めて朝刊を広げると、名西にある八坂神社で五穀豊穣を願う提灯祭りがあるという記事が目に付いた。早速、八坂神社に向った。場所はだいたい分かっていたが、自信はなかった。午前6時に家を出る。家から40分ぐらい歩いたところにあるはずである。歩き慣れた道ではあるが、いざと言うときに記憶は曖昧なものである。神社に着いた、なんと浅間神社であった。コンビニで地図を広げた。ここから更に西に30分ぐらい歩いた美濃路沿いの神社であった。神社の姿まで明確に思い出した。しかし、今回は断念することにした。私は、即決するとマクドナルドに入った。空腹がそう決断させたのだろう。
朝食を済ませ、地下鉄で新瑞橋まで向う。南に向って歩き出す。笠寺観音を目指したのである。言い忘れたが、朝食の最中に今日のスケジュールを立てていた。新瑞橋(地下鉄)→徒歩で笠寺観音→名鉄本笠寺→中京競馬場というスケジュールを。元気だった頃幾度となく歩いた道である。町は姿を変えてはいるが、懐かしさで一杯である。この道を歩くといつも寄っていた「とんかつ屋」にも行って(もちろん準備中)店の写真をカメラに収める。ジョギングを楽しむ若者が私を追い越していく。「もう自分は走れないのだ」と珍しく感傷的になった。元気だった頃の自分を思い出していたからであろう。30分ぐらい歩くと笠寺観音である。まだ早い時刻なので参拝客もまばらである。私は、写真を数枚撮り、名鉄笠寺駅に向った。
私は競馬が好きなのだが、一眼デジタルを手に入れてからは、行く目的が大きく異なっていた。もちろん競馬はやるのだが、馬の写真を撮るのが楽しみなのだ。競馬場は広い。パドックでパチパチ、本場々入場でパチパチ、レースでパチパチ....歩く距離は半端でない。
競馬の結果は予想通り負けであった。おけら街道をまっしぐらであったが、今日の写真は上手く取れただろうか、馬達の表情はどうだろう...私の気持ちは高ぶっていた。