桜の花でウオーキング(平成18年04月09日、日曜日)

太り気味の私はウオーキングへの意気込みが少し弱くなってしまった。それでも首からカメラを下げると、不思議と萎えた気持ちが再び元気を取り戻す。私は、重い体を揺すりながら今年最後になるであろう桜を思う存分カメラに収めようと朝早く家を出た。

名古屋で有名な桜の名所としては、名城公園、鶴舞公園、山崎川などがある。地下鉄で鶴舞公園に行く。ここで写真を撮り、瑞穂競技場までウオーキングを楽しもうと計画を立てた。鶴舞公園では、花見陣取り合戦の青いシートが、桜の可憐さを大いに奪っていた。昨夜のゴミが散乱し、悪臭を放っている。清掃車が数台入り、盛んにゴミ整理をしている。写真を撮りながら公園を抜けると竜ケ池にでる。それを右に折れると左手に直径82メートル、高さ10メートル、外側の周堤も平均して10メートル幅という、東海地方最大の古墳である「八幡山古墳」がある。そこから地下鉄荒畑駅まででる。ここから真南に滝子を目指す。この辺り一帯は随分と趣を変えてしまったが、青春時代の思い出が一杯詰まった場所である。数十年前の記憶を辿りながらゆっくりと歩く。「あの子はどうしたのかな」とふっと脳裏を横切る。

しばらく歩くと、「伝豊臣秀吉母宅跡」がある。秀吉の母、大政所が住んでいたとされるところである。2坪程度の角地に、それを示す石柱がひっそりと立っている。訪れる人は殆どないのだろう。しばらく歩くと「御器所八幡宮」にでる。五十四代帝仁明天皇勅願社熱田神宮鬼門方位の守護として鎮座されたとも伝えられている神社である。私の前を太った50歳代のオヤジが歩いている。カメラを片手に。同じ嗜好を持った奴もいるんだと少し気恥ずかしくなった。

鶴舞公園の桜の写真 八幡山古墳桜の写真 伝豊臣秀吉母宅跡の写真

後基礎八幡宮の写真 山崎川桜の写真 山崎川桜の写真の写真

滝子から名古屋市立大学経済学部を左に見ながら、道を東にとる。見慣れた町並みが現れた。名古屋女子マラソンのコースである。地下鉄桜通線に沿って歩く。瑞穂区役所の手前を左に折れる。この辺りにまで来ると急に人が増えてくる。皆、山崎川に向っているのだ。数分もすると山崎川(石川大橋)である。ここから瑞穂競技場までの約2km、桜を楽しむことができる。老若男女が短い春の命を楽しんでいる。私もシャッターを切る。快いシャッター音が響く。終点は瑞穂競技場である。シャッタースピードを極端に遅くして流れ落ちる滝を撮ってみた。結果はどうだろう?(期待通りに流れ落ちるイメージを撮ることができた。)ここの花見はすこぶる健康的である。私は少し物足りなさを感じていた。やはり、たこ焼のソースの匂い、りんご飴の甘い香り、カーバイトの匂い...露店は必要ではないか。少しの不満を残し、娘との待合場所である金山総合駅に向った。もちろんここからはバスである。

待ち合わせの時間より早く着いたので、ボストン美術館を訪れることにした。中国、朝鮮、日本の花鳥図が展示されていた。館内は薄暗く、作品も鮮明ではないので、老眼鏡を持っていない(忘れた)私にはとっても見づらかった。メガネをとったりかけたりと忙しい。アルフレッド・スティーグリッツの写真展も併開されていた。初めて聞く名前だが......古ぼけた写真が並ぶ。写真がまだ記録の手段と思われていた時代の写真であった。少しがっかりした。やはり思いつきだけで物事を行うとろくなことはないと反省。これで1200円は高い。娘と美味しい焼肉を食べ、楽しい時間を過ごす。親馬鹿なのだが、この娘は出来が良い。人を思いやる気持ちに溢れている。

山崎川桜の写真 公演内滝の写真 枝垂れ桜の写真

ボストン美術館の写真 催し物の写真 金山総合駅の写真


    
 

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