混まないうちに豊川稲荷へ(平成15年12月27日、土曜日)

私の財布の中には身代わり数珠なるのもが入っている。手術する前に女房殿がくれたものだ。お尻のポケットに入れていることもあってか、今では、数珠玉がこなごなになっていた。新しい年を迎える前に、お礼と、新しい数珠を買おうと豊川稲荷に出掛けた。街は静かであった。数日もするとこの街は参拝客で一変するのだろう。境内の社務所でどこで売っているのかを聞いたが、知らないと言う。山門前の土産物屋を数件回ったが、やはり知らないと言う。しょうがないので私は再びそれを財布に戻した。帰りの列車の中で、うとうとしながら、私が元気で手術を終えられたのも、この数珠のお陰では...と感謝していた。この数珠は壊れているけど生涯持ち続けようと思った。