昨日、結果が郵送されてきた。女房度から職場へ電話連絡があり合格したことを知った。まぁ、結果はだいたい分かっていたが、それでもうれしかった。定刻に会社を出て家路を急いだ。
結果表を見た。3級合格率=53.3%、2級合格率=50.8%...この結果に愕然とした。先ほどまでの気持ちが急に冷めて(しらけて)いった。確かに私も2級は85点とまだまだ勉強不足だったが、合格率=50.8%は興ざめする以外の何物でもなかった。1級の合格率は知らないが押して知るべしである。
確かに第2回試験は、どの級でも問題の難易度が高く合格率も低いものであった。だから合格を目指して勉強も頑張れたと思うのだ。努力しても、難しくて不合格になったとしても受験者は納得するものである。何故なら合格することを最終目標としているわけではないからだ。恐らくそうだろう。合格しても社会的にはなんのメリットもない試験なのだ。京都をもっと知りたいと勉強する。その過程に京都検定があり、合格すればさらに弾みがつきより勉強する。京都をより楽しむことが出来るようになる。最終目標はそれなのだ。反面、この京都検定に合格したという事実をステータスにしたいという思いがある。今回の結果でそれも叶わぬ夢となった。
試験はある程度の難易度がないと格式が落ち魅力に欠けたものになってしまう。この程度の難易度では話のネタにもならない。京都検定の狙いが分からなくなった。第4回試験に今回の結果が大きく反映(受験者が大幅に減る)されると思う。
できれば育っていってほしい試験なので...この先が心配である。
1級の受験....どうしようかな....なにか気持ちがすっきりしない。
会場は龍谷大学の深草キャンパスだった。前日に下見をしていたのだが、気持ちが高揚しているのだろう、1時間前には会場に到着していた。校舎前で参考書を開き寒さに震えながらページをめくった。頭に入るはずもないのだが気持ちを落ち着かせる儀式のようなものだ。
3級テスト会場は、300人ぐらい入れる大きな教室であった。懇切丁寧な説明の後、問題が配られた。試験開始の合図で問題をめくった。自信のある問題には○をうち、そうでないものには□(四角)をうった。全く分からない問題も数問あったが、兎も角、100問目(最終問題)までやり終えた。時間は20分弱であった。ここで、□(四角)の数を数えると16個あった。合格ラインは70点なので合格は確実であろう。最初から問題を見直す。数問、初期回答を訂正する。(後のチェックで分かったのだが、ことごとく正解を不正解に修正していた。)試験終了前30分に会場を出た。2ヶ月間、この試験だけに打ち込んできたのだが、それほどの充実感はなかった。やはり2級合格が目標だからであろう。ともかく3級テストは終わった。
(参考)
問4:鎌倉幕府打倒、この天皇は?後白河では...
問5:花の御所?あれ尊氏かな、記憶の曖昧さに腹が立つ...
問8:高瀬川一之舟入り?長州か土佐か...
問9:五条以南の商売繁盛?あれ伏見稲荷では...
問30:宇治上神社の国宝?これは覚えとらん...
問41:ドイツのワグネル博士?どっちだたかな...
問59:明智藪?山崎ではないはず...
問60:通りの数え歌?あれほど覚えたのに高倉か高辻か...
問67:祇園祭のかけ声は?う〜盲点だな...
問87:千本閻魔堂に関係する通り名?閻魔前町だと思うが悪王子町...
問90:京都大学で最初にノーベル賞をもらった人は?湯川秀樹かな...
校舎前の吹きさらしの椅子に腰をおろしておにぎりを食べた。頭には毛糸の帽子をかぶり、食べながら参考書をめくる。恐らく最低なオヤジになりきっていたことだろう。見知らぬ人が話しかけてきた。横浜の人で1年間勉強してきたと言う。この人との話に多少寒さを忘れる。二人で地下の食堂に行きお互いの話しをする。同士というのはいいものだ。全くの他人を容易に結び付けてくれる。私は経済産業省の情報処理試験を幾度となく受験しているが、今回の試験の受験者も見た目では同じぐらいの年齢比、性別比である。実に不思議な感じである。私は自分のホームページ名を伝えて見知らぬ人と別れた。私のサイトにアクセスしてくれるとうれしいのだが。
会場は3階から2階へ変わった。3人掛けの真ん中の席でトイレにも自由に行けないような狭い空間であった。試験が始まった。午前中の反省を活かし、初期回答を大切にしようと自身に言聞かせていた。昨年の問題は難しかった。今年の難易度は?私をずっと悩ませていたことだ。おかげで勉強範囲は教科書の範囲を大きく超えてしまった。そのために2ヶ月という時間を要してしまった。問題を最後まで見る。難易度は大したことはなかった。それに自信を得て問題に答えていく。午前中と同じ方法(○、□)で進める。全く分からない問題が5〜6問あった。最後まで終えたところで□(四角)問題を数える。18個。全部間違ったとしても合格である。ここで初めて緊張から解き放たれた。勉強やって良かったな。
(参考)
問2:慶滋保胤の著者は?これは全く知らない...
問7:「蔵志」の著者は?これも全く知らない...杉田玄白かな...
問15:平家ゆかりの3寺院を一堂にして、江戸時代に山科で復興された門跡寺院? これはわからない。
問19:伊藤若冲が下絵を書いた石仏群のある寺院は?海宝寺がすぐ浮かんだが...もう一つの石峰寺かな...
問23:東寺の国宝で寝殿造りの遺構として知られるものは?記憶されていない...
問25:仁和寺の金堂は何を移築したものか?まさか紫宸殿ではないだろう...(正解は紫宸殿)
問27:そもそも高山寺は何宗だったのか?法然か関係するので浄土宗か...(正解は天台宗)
問33:知恩院の「早来迎」の正式名は?昨夜覚えたばかりなのに残念...(正解は阿弥陀二十五菩薩来迎図)
問40:近衛家の文化財を所蔵するのはどこか?う〜陽明文庫か...(正解は陽明文庫)
問43:藤原定家の日記は?う〜全く知らない
問49:片岡仁左衛門の屋号は?こんなもん知るか...
問52:島原はどのように移転したか?何度も読んだが記憶の盲点...
問84:謡曲「田村」に関係する神社は?...さくら祭りから地主神社か...
問86:地蔵めぐりに関係ない寺院は?地蔵めぐりは覚えていない...山勘でエイ...
問92:後鳥羽天皇の皇子は?う〜駄目...
今回は試験問題に恵まれたとしかいえない。自分の記憶のいいかげんさがよく分かった。これでは、絶対に1級は無理である。この先、1年、京都検定とどのように付き合って行けば良いのか。まだ、なにも決めてはいない。だが、何もしないで数週間もほかっておけば、記憶は間違いなく全部クリアされてしまう。記憶の幅を更に広げていく。難しい問題である。京都試験にこだわるのではなく京都そのものにこだわらなくてはならないのだろう...私はこの後京都嵐山へ飛んで行き、花灯路を楽しんだ。試験などなかったように...
受験票が未だに送られてこない。確かどこかに10日前までに届くと書いてあったのだが。名古屋に在住なので試験当日でも間に合うのだが。米原あたりは雪が多く、当日の新幹線は遅れると思っていたほうが無難である。とすると前夜に宿を取らなくてはならないのだが、出来れば試験会場に近いほうが良い。試験会場が決まったらJTBに行こうと受験票を待っているのだが...
記憶を最終的に整理しようと思うのだが、詰め込みすぎて消化不良を起こしている。個々の記憶はそこそこしっかりしているのだが、横の連携がまるで取れていない。記憶が点で線になりきれていない。直球問題なら対処できるかもしれないが、少しでも変化球を投げられたらひとたまりもない心細い状況である。楽しみでやってきた勉強が苦痛に変わった日を思い出す。しばらくなにも手をつけず、パソコン雑誌を読んでいた。自分を追い込み過ぎていたので開放してみた。数日後、再びやる気が出てきたので流れに任せてここまできた。知識は確実に増えているが試験への対応ができるかどうか大きな不安である。京都の紅葉はどうなんだろう。本来であればゆっくりと紅葉を楽しみに京都を訪れていただろうに...(写真は神護寺、今はとても上げれない)
迷いがふっきっれ2級・3級を受験するうことにした。女房殿は「そんなに無理せんでもいいがね」とアドバイスをくれている。だが、3級の勉強はここまで、これは2級の範囲だから後回しと明確に分けることができない以上、やるしかないというのが受験の動機である。試験まで2ヶ月を切ったので、不本意ではあるが、合格するための勉強にシフト変更しないといけない。漫然と読んで、まとめていた情報を記憶する段階に移行しなければならない。神社仏閣の情報が多すぎて全体に霞がかかったようで自信が持てなくなっている。自分の足で回ってよく知っている神社仏閣から記憶し、有名どころに範囲を広げ、その他については特徴だけを覚えようと思っている。それにしても一朝一夕でなんとかなるものではない。
憶えることの多さに行き詰ってる感じである。今日から試験の申し込みが始まる。先週、第1回の2級「過去問題」を解いてみたが、己の未熟さが良く分かった。2,3級の合格を目指していたがとても無理のようだ。受験料はそれほど高くないので2、3級の申し込みをするが合格はあまり期待できない。まだ、10月、11月とまるっと2ヶ月間残っているので、やる気さえあればという気もするが、衰える記憶力の前では空しい叫びである。ともかく頑張ろうと叱咤する私である。
10月22日は時代祭りである。絶対に行こうと思っていたのだが懐具合が厳しくなった。12月にも受験のために京都へ行かなければならないし。女房殿は別に文句も言うわけでもなく許してくれるのだが、かえってそれが心苦しい。女房殿と旅をしようと積み立てたJTBギフト券を使っているのだ。早く決めないと宿泊(10月21日)が出来なくなるのではと迷っている優柔不断な私である。
57歳になった翌日、私は最後の夏休みを取り京都へ出掛けた。その日、私は受験することを決めた。3級だけにするか、2級との併願にするかは、9月・10月の勉強状況により決めることにした。ほんの少ししか勉強していないのに、今回、京都を訪れてみて京都に対する知識が格段に増えていることに気付いた。少し自信めいたものがわいてきた。「小さな旅」で今回の旅行を紹介しようとHPを製作中なのだが、書くこと、書かなければならないことが多すぎて、遅々として進まない。それだけ知識が増えているのだ。参考書を見ながらの作成なので時間が掛かりそうである。ちなみに当日は、平安神宮、金戒光明寺、真正極楽寺真如堂、銀閣寺、哲学の道、法然院、安楽寺、霊鑑寺、大豊神社、熊野若王子神社、永観堂、南禅寺、金地寺、誠心院、蛸薬師堂永福寺、六角堂(紫雲山頂法寺)と巡った。
名古屋に戻った翌日、私は、公式テキストブックを頭から読み、ポイントをExcelでまとめる作業に取りかかった。参考書や雑誌を沢山買いすぎて頭が混乱気味である。やはり、原点に戻るのがベストで、それを終えた後、関係資料を読むべきであろう。勉強方針が決まった。はっきりとした目標ができた京都行きであった。
時間に任せて過去の写真を見る。勿論、京都を訪れた時のものである。単に京都へ行ったというだけの観光写真が山ほど保存されている。今にして思えば残念である。その当時は京都を勉強の対象にしようとは微塵ほども考えていなかったので当然かもしれないのだが。もう少しここで角度を変えて撮って欲しかった。この寺の国宝仏像を撮ってきて欲しかったと自分にぶつけてしまった。この先、京都との付き合いは一生続くだろう。健康な限り。京都をどれだけ撮り歩けるだろうか。もう9月である。京都の秋がそこまで来ている。
なるほど研究所で配信されるラジオ番組ダイジェストはmp3とramファイルで提供されている。携帯再生機でこれを聞こうと思うと、mp3ファイルは問題ないのだが、ramファイルはmp3かwmvに変換する必要がある。この変換フリーソフトがネットにないのだ。シェアウェアのものはあるのだが...勉強時間を取れない私には、このラジオ番組が最高の知識源なのだ。
「公式テキストブック」に桃色と黄色のマーカーでマーキングすることにした。記憶すべき箇所が多すぎるのでそうせざるを得ない。それにしても漢字は読みにくく、記憶の妨げになっている。今朝、京都検定でネットを検索したら、沢山のサイトがヒットした。HPであったりブログであったり、こんなに沢山の人が勉強しているのかと勇気付けられた。私などは新参者ので足元にも及ばないが、勉強していく上では参考にさせてもらおうと思う。
仏像の種類を勉強した。如来、菩薩、明王の違いが少し分かった。何も知らずに○○○如来、△△△菩薩と言っていた自分が恥ずかしい。簡単に言えば如来は悟りを開いた仏、菩薩は修行中の仏である。
勉強はなかなか進まない。通勤途上で「公式テキストブック」を読んでいるのだが、昨日読んだところを復習すると、完璧に忘れ去っている。時間潰しに読んでいるわけではなく、脳細胞に刻み込みながら読んでいるのだが、結果は無残である。一先ず一通り読みきって、それから細部を攻めようと思う気持ちもあるので、それに逃げているかもしれない。先日、HPで京都検定!なるほど研究所というサイトを見つけた。KBS京都のラジオ番組ダイジュスト版をネットで配信してくれているのだ。私はそれを早速録音し、通勤途上で聞いている。軽妙な語り口が、ややもすれば行き詰りがちな気持ちを晴らしてくれる。しかしである。この番組を持ち歩くのに携帯再生機(ipodみたいなやつ)を30,000円で購入したのだ。以前から欲しいと思っていたので、その買うきっかけになったともいえるのだが、貧乏オヤジにとって、この出費は致命傷に近い。ipodを買おうと店を訪れたのだが、完璧な商業ベースに乗ったipodは好きになれなかった。機能重視で、SIGNEOのSN-H1000を購入した。
検定講習会「京都通」(入門編)の受講書が届けられた。9月10日(日)名古屋商工会議所で開催される。受講料は5,000円と高い。何故この講習会を受けるのか。受験は来年12月にと決めていたが、参考書を読むうちにその気持ちにグラツキが出てきた。今年の受験は無理なんだろうか!私の中で迷いが生じていた。妙に完ぺき主義の私にとっては来年の受験が望ましいのだろうが、所詮は丸暗記という気軽さが、そんな迷いとなっている。「公式テキストブック」は読みやすくはない。むしろ読みにくい記述がされている。どのページを開いても覚えることで溢れかえっている。それでも3級ならなんとかなるのでは...2級は少し無理かな...こんな私の迷いを今度の講習会が断ち切ってくれるのではと、大枚をはたいて受講することにしたのだ。
ぶらりと立ち寄った本屋で、またまた本を買ってしまった。いつもの衝動買いである。「地球の歩き方
BOOKS 京都の練習帖」である。観光用パンフレットとしては利用しにくいが、検定試験の勉強用としては最適である。京都の歴史(飛鳥、奈良、平安....)、宗教(天台宗、真言宗、浄土宗、浄土真宗、臨済宗、日蓮宗、曹洞宗)が簡潔にまとめてある。知識が不足している私には、少し難易度が高いのだが、これを基に情報を収集すれば良いので助かる一冊である。これで参考書は5冊、京都シリーズ本全50冊、観光雑誌多数、これだけの本を勉強という立場で読むのには相当に時間がかかりそうである。その先にあるものはなんなのか。楽しみである。
京都商工会議所の参考書に目を通す。かなり敷居が高そうである。歴史は平城京、平安京まで遡らなくてはならなし、天皇の名前も、神社仏閣の創建の由来も、文化・風習も....真剣に考えると頭が痛くなる。原点に返ってみる。単なるの観光地としてではなくもっと深く京都と関わりを持ちたいのである。訪れた寺社にどんな由来があるのか、ご本尊はなにか、歴史的な価値はどうなのか...そんな知識があれば今と全く違った楽しみ方ができるはずである。京都をもっと楽しみたいのだ。そのためには少しばかりの勉強も当然必要になる。要するにもっとのんびりと構えれば良いのだ。
勉強の仕方をどうすればよいのか?そんな迷いを持ちながらたまたま立ち寄った本屋で「京都の謎どすえ〜」という文庫本にであった。京都の文化・習慣を中心に分かりやすく解説してくれている。漢字に振り仮名が多いのにも助けられる。この数日、この本を通勤の往復で読んでいる。この本で京都の概略を十分理解したうえで、公式テキストを読み込もうと思っている。
私の欲求は己のキャパシティを超えていると思うことがある。深く一つのことに集中できない性質なのだ。要するに気が多いのだ。あれもこれもと手を出して、結局はなにも得ないまま終わってしまう。己の能力の限界も見え始め、脳細胞の衰えも激しい昨今。また、無理やりにやることを増やしてしまったようだ。Illustrator、Photoshop、CSS...やることは山ほどあるにもかかわらず。飽きない私である。